パラグアイのメディアABC Colorにてネイルプロジェクトが紹介されました!

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平素よりミタイ・ミタクニャイ子ども基金を応援いただき、誠にありがとうございます。
先日、ミタイ基金がパラグアイ・バニャード地区にて実施しておりましたネイルプロジェクトを現地メディアに取り上げていただきました。現地カウンターパートのコメントも紹介されています。
記事を日本語に翻訳したものを掲載します。

所得創出のための講習

14歳から32歳の若いシングルマザー11人が職業獲得と所得創出のためのマニキュアとペディキュアの集中講義を受講しました。

JuvenSurのディレクターであるジェシカ・サンドバルは、バニャード・スール地帯にあるカテウラゴミ処理場の近郊であるサン・ブラス地区において炊き出しとネイル講習会を実施したと報告しました。講習会には、美容にかかる仕事に関心のある14歳から32歳の若いシングルマザー11人が参加しました。

「サン・ブラス地区や近隣の地域に住む女性たちは、就職先や専門的な知識を得る機会がありません。多くのシングルマザーは早い時期に子どもを出産して一人で育てています。中学校を退学し、勉強することもできず、仕事に就くこともできない人もおり、COVID-19でさらに危機的な状況に陥っています。この講習会は職業獲得と所得創出を助けるためのプロジェクトです。」

JuvenSurのリーダー、ルイス・ナルバハは、COVID-19により密を避ける必要がある中、炊き出しも行いながら、集中的に講習会を実施したとコメントしています。

「私たちは時間と日にちを縮小して実施しました。昨年、今年とミタイ・ミタクニャイ子ども基金とLa organización de derecho humanos Servicio Paz y Justicia(Serpaj)の援助を受けて、基本的なネイルキットの使い方の指導をその実践の講習を女性たちに提供し、また独立して事業を行えるようにネイルキットの配布を行いました。」

講習を受けた女性の1人は、既に独立して事業を始めており、外出自粛期間中もネイル細工の仕事で収入を得ることができ、家賃を払うことができたとコメントしています。

講習は月曜から金曜の13時から15時、カテウラゴミ処理場近くのサン・ブラス地区にて炊き出しとともに行われました。

この講習は若い女性たちが所得を生み出し、生活費を稼ぐこと、そして自尊心を獲得することを目的に開催しました。 講習会はマスク着用、アルコールジェルと石鹸による手洗いの徹底のもとに実施しました。

「11人の女性たちが無事講習を修了し、とても成功裡に終わりました。配布したネイルキットを使い彼女たちが所得を創出し、家庭内で必要なものを購入するという解決につながっています。この講習会は、マスクをし、アルコールジェルで手を消毒するなどの決まりにのっとって展開しました。彼女たちはすでに理論と実践を行っています。」とルイスは話します。

炊き出し

炊き出しを継続的に実施するために食べ物の寄付のお願いをするためのキャンペーンも行っています。若者たちのネットワークとJuvenSurは炊き出しを続けるために努力しています。
肉、様々な野菜、パン、コメ、麺、豆、とうもろこし、牛乳など、特に子どもたちや高齢者に食料を提供できるよう支援をお願いしています。

「多くの家庭が食べることができず、飢えに苦しんでいます」バニャードで活動をする大学生リーダーのパウロ・コセッティは訴えています。

記事(スペイン語)の本文は以下よりご覧いただけます↓
https://www.abc.com.py/nacionales/2020/07/31/talleres-para-generar-ingresos/

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