パラグアイについての紹介です。
■パラグアイ基本情報
国土:406,752㎢(日本の約1.1倍)
人口:約713万人(2020年、世銀)
首都:アスンシオン
民族:混血(白人と先住民)95%、先住民2%、欧州系2%、その他1%)
言語:スペイン語、グアラニー語(ともに公用語)
宗教:主にカトリック(信教の自由は憲法で保障)
■パラグアイの経済指標(2020年 世銀)
GDP(名目):357億ドル
経済成長率:-0.6%
失業率:7.6%
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カテウラについて
本基金は2011年よりカテウラ地域で調査・実践活動を行っている。カテウラはパラグアイの首都のアスンシオンの南西部の市街地の外れにある地域である。カテウラという名称は、この地域に初めて移り住んだ人の名前に由来すると言われている。この地域の行政上の正式な名称は「Bañado de Asunción」である。北部のBañado Norteと、南部のBañado Surに分けられる。南北は4つの地域に分けられ、一つのコミュニティとして機能している。カテウラはパラグアイ最大のゴミ埋め立て地であり、毎日約1500トンものゴミが捨てられている。地域全体にゴミがあるわけではなく、コミュニティとしても機能している。1960年代から雇用やチャンスを求め多くの農民や地方の人々が都市部に流入してきたことがこのコミュニティの始まりである。
カテウラは、パラグアイ川沿い約16km、2,000haの地域にあると言われているがスラムがどの程度の範囲にあるのかは、さらなる調査が必要である。
カテウラ出身の楽団であるオーケストラ・デ・カテウラとの複数の活動をパラグアイと日本で展開している。また、NPOJuvenSurとも生活改善活動などのプロジェクトを実施している。