平素よりミタイ基金を応援いただきまして誠にありがとうございます。
本日よりミタイ基金はパラグアイ農村部・都市部スラムへの緊急食糧支援のためのクラウドファンディングキャンペーンを立ち上げました!
支援を必要としているパラグアイの人たちに支援を届けるために、どうか皆さんのお力をお借りしたいです。
目次
プロジェクト立ち上げの経緯
新型コロナウィルス感染症(以下、コロナ)が世界中で猛威を奮う中、パラグアイでは流行を防ぐため政府より外出禁止令が出されました。
パラグアイ政府は国内で感染者が確認されて以降、素早く、そして大変厳しい対応で感染防止対策を行ってきました。その効果もあり、国内感染者数は他の南米諸国に比べて低い数字で抑えることができています。
一方で、それに伴う経済的な影響が出ており、農村の方々は、以前のような収入を得ることができず、炭水化物(キャッサバ芋など)のみの生活になるなど、栄養バランスが崩れている状況です。コロナウイルスに対する免疫力も低下してしまいます。
収入の減った世帯、またはシングルマザーなどの片親世帯では、子どもたちに満足な食事を準備することができません。地域住民が連携して学校の先生方や本基金が支援している農村女性のリーダーが中心になり、Olla Popularといわれる炊き出しをやっております。
本基金も現地サポーターと協力して5月に食料緊急支援としてカアグアス県、パラグアリ県、スラムで炊き出し支援を行いました。
私たちは、この度、緊急食糧支援事業を拡大して行いたく、このクラウドファンディングを立ち上げました。
実施スケジュール・資金使途
自己資金で先行して活動を行ないながら、本クラウドファンディングにより資金調達を並行して実施しております。実施地域に関しては現地スタッフと協議を重ねながら現地の状況に基づいて優先度の高い地域から支援を行っています。
皆様からいただいた支援金は、パラグアイ農村部・スラムにおける食糧緊急支援に利用させていただき、具体的には食材費や現地スタッフの移動費、人件費、国内業務(報告にかかる費用など)にあてさせていただきます。
目標金額に設定している60万円は3、4地域での支援を想定しております。
少しでも多くのご支援をいただくことで、一人でも多くの人に支援を届けることができます。
支援・SNS等での拡散のお願い
パラグアイという国は物理的にも心理的にも遠い距離にある方が多いかと思います。日本国内でも厳しい状況は続いていることは承知の上です。
それでも私たちミタイ基金が20年以上に渡って支援を続けている農村やスラムの人たちが厳しい状況にあることも知っていただきたいのです。
未来ある子どもたちが、そして多くの農村の方々、スラムの方々がこの危機を乗り越えるために私たちの支援を必要としています。
どうかご支援・SNS等での情報の拡散をどうかよろしくお願い致します。
文責:鈴木泰輔