【福岡事業】駄菓子屋久保田店主夫妻が高取小学校生が選ぶ「地域の宝人」に選ばれました!

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皆様、いつも応援いただきましてありがとうございます。

本基金は、国内事業の一つとして、福岡市早良区にある駄菓子屋を改装し、「子どもたちの憩いの場」として駄菓子屋に子どもたちが勉強や読書、食事等ができるスペースを併設した空間を2022年にオープンする予定です。

この度、駄菓子屋店主の久保田さん・久香さんご夫妻が高取小学校生が選ぶ「地域の宝人」に選ばれました!誠におめでとうございます!

そこで東京学芸大学芸術系教育講座(博士課程)在籍中の谷川潤(たにじゅん)さんと理事長の藤掛が店主夫妻にインタビューを実施しました!

トップにある素敵なイラストは、たにじゅんさん作です!

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インタビュー実施日:2021年10月17日(日)オンライン
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たにじゅん・藤掛:この度はおめでとうございます!宝人に選ばれたことを少し詳しく教えて下さい。

店主夫妻:春学期の終わり頃、子どもたちにおじちゃん・おばちゃんを宝人に選びたいといって相談がありました。でもお店を改修するのでどうしたらいいのかなと悩みました。7月下旬で丁度お店に工事が入っていた時、高取小学校の先生が直接お越しになられ、久保田さんを「宝人」に選びたいので、お店はないので学校に来ていただきたいと相談がありました。本当に嬉しかったです。
 通常は、子どもたちが課外授業で外に出て「宝人」の方のお店などに直接行き、写真を撮影したりするのですが、今回は店舗がないということで私たちは、2021年10月12日(火曜)に高取小学校に行きました。

たにじゅん・藤掛:店主夫妻は13時からのお昼休みの時間を使って、4年生1組~7組のおおよそ約30名の生徒さんから以下のような質問を受け、お話しをされたそうです。とても幸せな時間になったということで聞いている私たちも幸せのおすそ分けを頂きました。

【子どもたちの質問と店主夫妻の回答抜粋】

子どもたち:何年前から駄菓子屋をやっているのですか?
      どうして駄菓子屋をやろうと思ったのですか?
店主夫妻:17年前からです。お茶屋をやっていたのですが駄菓子をおいたらたくさんの子どもさんたちが集まって下さいました。子どもたちのお陰で駄菓子屋が生まれました。これまでに本当にたくさんの子どもたちが集まってくれてとても嬉しいです。

子どもたち:どうして子どもたちにそんなに優しいのですか?
店主夫妻:子どもたちがほっとできる場所を作りたいと思っていたのです。家でも学校でもなく、自分で選択してくる場所を選び、ほっとできる場所づくりをしたいと思っていたので。駄菓子屋にいる時間は、嫌なことなんかも忘れてほっとしてくれるといいなと思って接しています。

子どもたち:どうして子どもたちの名前をそんなに覚えられるのですか?
店主夫妻:子ども達は、自分の名前を覚えてくれていたことをとても嬉しい思っていると知ったので、できる限り覚えるようにしています。

子どもたち:気を付けていることはありますか?
店主夫妻:子どもたちの目線に立つようにしています。また、昔から来ている子どもさんとはじめてきた子どもさんとの間に差を付けず、隔たりがないよう対応するようにしています。

子どもたち:駄菓子屋をやっていて嬉しかったことはありますか?
店主夫妻:子どもたちがきてくれて、ともだちを呼んできてくれることがうれしいです。高校生になっても大学生になっても時々思い出して来てくれることもとても嬉しいです。
学校を卒業して、結婚した後に、息子、娘を連れてきてくれる方、赤ちゃんが生まれたよといって店に連れてきて下さる方もいます。こうやって戻ってきて下さることは本当に嬉しいことです。

子どもたち:新しいお店はどんなお店になるのですか?
店主夫妻:いろいろな年代の方がお店に来てれくれるようなお店にしたいです。
お母さんもおじいさんもおばあちゃんも外国につながる方も障がいを持った方もいろいろな方が出入りできるお店にしたいです。そうですね。多世代・多文化交流ができるお店にしたいと思っています。

宝人に今年も選んで頂けて本当に嬉しかったです。
しっかりとお店を準備していきますので楽しみにしていて下さい。

インタビュー後記:とても心温まるお話を聞かせて下さり本当にありがとうございました!応援団もがんばります!

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