平素より本基金を応援いただきまして、誠にありがとうございます。
私たちが活動をするパラグアイでは2020年3月以降、新型コロナウィルス感染拡大が進み、他の国と同様に政府より外出制限が出されました。それに伴い、経済活動をはじめ、様々な活動が制限されてきました。
本基金が支援する農村地域は、インターネットなどの通信インフラが整いきっていない地域もあり、住民たちもインターネットを使用する機会はあまりありません。
一方で、コロナ禍でインターネットを活用してオンラインでの販売を行う人も現れ、インターネットにアクセスできる人とそうでない人の間で格差も生じ始めておりました。
本基金では、2021年7月以降パンデミックの沈静化が少しずつ進む中で、インターネットなどテクノロジー支援を実施しました。
本基金と連携協定を結んでいるニホンガッコウ大学、カアグアス国立大学の教員でカウンターパートであるカルロス先生、テオ先生に協力を仰ぎ、技術支援を実施しました。
ラ・コルメナ市ではニホンガッコウ大学のカルロス先生による講習を、コロネル・オビエド市ではカアグアス国立大学のテオ先生による講習をそれぞれ実施し、加工食品を生産・販売している女性に対してITスキル向上のための講習を実施いたしました。
※なお当基金はJICA草の根技術協力事業「パラグアイ農村女性生活改善プロジェクト」の協力団体のひとつであり、プロジェクトと連携して活動を行なっております。