フベンスールの協力でCampamento(ユースキャンプ)を開催しました!

パラグアイ滞在中、ミタイ基金インターンの張 莉佳(ちょう  りか)です。
ミタイ基金はカウンターパート団体であるJuvenSur の協力のもと、バニャードスール地域の生活改善プロジェクトの一環としてCampamento(ユースキャンプ)を開催しました。
キャンプは2019年12月20日から12月22日までの三日間、Piribebuyという町(首都アスンシオンから車で2~3時間程のところ)で行われました。

キャンプでは、バニャードスール地域に住む若者同士で自らの経験や意見を語り合うことを目的とし、今回は彼らの生活における問題の解決と情報の共有を行いました。

今回のキャンプには、バニャードスール地域に暮らす14歳~33歳の若者37人が参加しました。多くは20代の若者でした。前年よりも少ない参加人数でしたが、その分参加者同士でより深い議論を実現することができました。
キャンプ終盤には、JuvenSur のミッションである「健康・仕事・教育」をテーマにグループに分かれて自分たちのコミュニティで抱える問題とその解決策の検討を行い、寸劇とプレゼンテーション形式で発表を行いました。

私は主に健康のグループに入ったのですが、健康問題一つをとっても、パラグアイに問題が多く存在することが分かりました。医療保険に入っていても治療費が高く入院ができなかったり、社会福祉が整っていないことや公的機関でも友好関係によって順番が変わったり、リプロダクティブライツの普及がされていないことから10代後半にして何人もの子供を持つ少女がいたりするそうです。
参加者同士でこのような状況が一般的になってしまっていることをどのようにすれば変えていけるのかについて考えました。
また、休憩時間も日本の社会問題に興味を示してくれ、パラグアイと日本の両国の良い面と悪い面を話し合い、お互いに見習うところがあると改めて実感しました。

たとえ過酷な状況に置かれていても、社会性に富んだ若者たちが顔を合わせて真剣に話し合う場を定期的に持つことができたら、さらに持続的な改善につながると感じました。
彼らに与えられた機会や資源の少なさに悔しい思いが募るばかりです。

また、インターンとして、ミタイ基金のネイルプロジェクトの説明を行い、実際に講習会に参加した女性がプロジェクトに参加した経験を説明しました。「ネイルの仕事のみでは生活していくことは難しいですが、継続的な収入として休日に仕事をしています」とプロジェクト参加者の女性が語ってくれました。彼女のネイルの仕事は口コミでバニャードスール地域に広がり、彼女は固定客を何人も持つネイリストであることを彼女の友人たちが口々に教えてくれました。

これからの生活改善プロジェクトが彼女らにとってより良い生活を手にするきっかけになるように、引き続き協力していきたいと思います。

文責:張莉佳